一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

第67回日本細胞生物学会大会ランチョンワークショップ「研究者の働き方Q&A ~好きな事と仕事の間で~」

日時

7月2日(木)大会3日目 12:05~12:55

会場

F会場(2階、桃源)

講師

稲好智子
(株式会社フォーブレーン代表取締役、社会保険労務士法人フォーブレーン代表)

司会

原太一(群馬大学)、本田郁子(東京大学)

研究者の労働法制の仕組みをご存じでしょうか。実は、研究者は一般の労働者と同じく、通常の労働法の適用対象となっています。労働法では、労働者に一定の労働時間を越えて働くことに対して、罰則付きの法律によって厳格な規制を行っています。しかし、実際の現場で研究している方々からは、「好きな仕事をやっているのだから長時間働いても構わない」、という声が聞こえてきます。また、「キャリアパスのための実験時間を労働のルールで制限されては困る」という意見もあるのではないでしょうか。一方で、よりよい研究成果を出せるためにも研究者の心身の健康とQOLをしっかりと守る雇用体制は必要です。果たして、研究者は一般の労働者と同じルールで働けるのか?
今年のワークショップでは、社会保険労務士である稲好智子先生を講師にお招きし、研究従事者をとりまく労働法制、特に多くの研究従事者に適用される「裁量労働制」の仕組みや適用者自身の留意点について、最新の動向をご講演いただく予定です。稲好先生は、多くの国立大学法人や独立行政法人における労働管理業務のコンサルティング支援をされており、研究従事者の労働の特殊性に精通されています。ご講演では、研究機関での長時間労働をめぐるトラブルやブラック研究室の実体などの起こりえる事例などもご紹介いただきます。
何か暗い印象があるかもしれませんが、管理責任を問われる立場にある方々はもちろん、研究従事者にとっても有益な情報になると思います。もし、現在の労働ルールに問題があるのであれば、研究者が活躍できる、より良い雇用体制を議論したいと考えています。労働の概念を理解したうえで、研究者の本質とはなにか、研究を職業とするとはどういうことか、今一度考える機会になれば幸いです。是非とも、多くの方々に参加いただきたくお願い申し上げます。

*本セミナーは、お弁当を用意しています。
*お子様連れの参加が可能です。ただし、お子様分の食事はご持参ください。

男女共同参加・若手研究者育成委員会
後藤聡(委員長、立教大学)藤ノ木政勝(獨協医科大学)原太一(群馬大学)
本田郁子(東京大学)亀高諭(名古屋大学)中村暢宏(京都産業大学)

学会活動

  • 株式会社医学生物学研究所
  • MHCテトラマー4品目およびCTL誘導ペプチド4品目 新発売 www.mbl.co.jp

日本細胞生物学会賛助会員