一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

Vol.31 January - May (2) 第4期 研究助成公募要項

応募方法

直接応募


第4期の研究助成では、研究材料として酵母に限定した基礎科学(酵母)、及び酵母に限定しない基礎科学(一般)の研究助成を行います。異なる研究課題であっても同一申請者による重複申請はできません。
基礎科学(一般)は、基礎生物学研究とします。
公募要項は以下の通りです。

研究助成の趣旨

近年、生命科学研究においてその成果の速やかな社会応用を求める風潮が強くなり、生命現象の深い解明そのものを目指す基礎研究をおこなう環境が厳しくなっています。そこで、生命科学研究において、先見性・独創性に優れた基礎研究で、国や公的機関による助成がなされにくいもの、任期切れ・定年などにより継続が困難となるものに研究助成を行います。

公募テーマ

【基礎科学(一般)】
細胞・組織・個体の新しい生理現象の発見とその分子機構の解明、をテーマとする基礎研究を支援します。
【基礎科学(酵母)】
我が国における酵母研究は長い伝統をもち、分子細胞生物学のモデル生物として多くの生理現象の分子レベルでの原理解明に多大な貢献をし、国際的にも評価される研究が続けられてきました。同時に酵母は、発酵や醸造など、人類が有史以来利用してきた微生物でもありますが、大学と酵母関連企業の研究者の連携も近年やや希薄になってきていることも大きな問題点となっており、酵母の研究の底上げの必要性は極めて高いと考えられます。このような状況に鑑み、新しい生理現象の発見やその分子機構の解明等、人類と深い関わりのある酵母を対象としたこの生物種ならではの基礎研究をテーマとして支援します。

研究助成金

【基礎科学(一般)】
・1件につき1,200万円を上限とします。6~10件採択予定。
・研究の遂行に要する物品の購入、共同研究、学会・研究会・情報交換会などへの参加費、旅費、その他、研究推進の活動に必要な費用として使用できます。
【基礎科学(酵母)】
・1件につき500万円を上限とします。3件程度採択予定。
・研究の遂行に要する物品の購入、共同研究、学会・研究会・情報交換会などへの参加費、旅費、その他、研究推進および研究代表者(フェロー)としての活動に必要な費用として使用できます。

採択後、調整の上、年度ごとの助成額および助成期間について最終決定します。研究助成期間中、助成総額の範囲内で年度ごとの予算計画に従い、研究活動を推進してください。助成金は年度ごとに支払います。
※なお、この助成金からの間接経費等の支出は想定しておりません。

研究助成期間

2020年11月~2022年10月末までの原則2年間

応募資格

・日本の大学、公的研究機関およびこれに準じる研究機関に所属し、主体的に研究を進めることのできる研究者(民間企業に所属する方は助成対象としません。)
・新たな生理現象を発見、あるいは発見しつつあり、その分子機構の解明をめざす研究者【基礎科学(一般)のみ】
・助成終了後に研究報告書の提出が可能な方
・所属機関長の承諾が得られる方
・年齢性別は問いません。
・個人・グループで、同一内容で公的機関及び他の財団から既に助成を受けている研究はご遠慮願います。

応募期間

2020年5月7日~6月30日(期日厳守)

応募方法および選考方法、その他詳細は、財団HPをご参照ください。
URL:https://ofsf.or.jp/activity/

日本細胞生物学会賛助会員

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