一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

Vol.16 September (1) 『CSFニュース【2】』

中野 明彦 (CSF編集委員長)

電子アーカイブ化決定!

 会報トップの告知文にありましたように,CSFがJSTの電子アーカイブ事業初年度の対象誌に選ばれました。選定の過程でも高い評価をいただいたとのことで,この1,2年,苦労しながらも新しい体制に向かっている本誌の姿勢が認められたのだろうと大変うれしく思っています。このことによって近い将来,CSF誌の全ての論文がオンライン上無料で読めることになります。世界に顔を向けたジャーナルとして,さらに質の向上を目指していきたいものです。告知文の2番目にあった,公開に不服はないかというお尋ねは,著作権の委譲が完全になされていることを確認するために必要な手続きですので,何とぞよろしくご了承くださいますようお願いいたします。

投稿システムについて

 前号のニュースでもお知らせした通り,オンライン投稿・審査システムは順調に整備が進んでいます。完全導入にはもう少し時間がかかりそうですが,どうぞご期待ください。それまでは,電子メールの添付ファイルという形で投稿をどんどん受け付けています。現行の投稿規定には記載がありませんが,方法に不明な点がありましたら,どうぞいつでも編集事務局 csf@nacos.comにお尋ねください。基本的には論文本体とカバーレターをPDFファイルの形で添付してくださるだけで結構です。

編集の近況について

 完全電子化になって,しばらくは様子見の傾向がみられ,投稿のペースが落ちている感がありましたが,最近再び次々によい論文を投稿していただいています。IFの飛躍的な向上も多少はきいているでしょうか。投稿から採択,公開までの時間もだんだん短縮されてきました。これから続々と皆さんに掲載のお知らせ(alert)が送られることとなりますので,どうぞ楽しみにしていてください。そして,これこそはというよい論文をどうぞ奮ってCSFにご投稿ください。minireview, perspective, technical noteといった,従来あまりなかったカテゴリーの論文もどんどん歓迎したいと考えています。よろしくお願いします。


(2005-10-07)

日本細胞生物学会賛助会員

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