一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

Cell Strucutre and Functionの新しい体制について

日本細胞生物学会
Cell Structure and Function編集委員長
中 野 明 彦
東京大学/理化学研究所

 日本細胞生物学会英文誌 “Cell Structure and Function (CSF)” は、2005年より刊行体制を次のように変更します。

1.電子ジャーナル(http://www.jstage.jst.go.jp/browse/csf)への掲載を制式な出版とします。

2.投稿論文が採択になり、英文校閲、版組等の作業が終わり次第、逐次直ちにオンライン掲載します。これにより、採択から出版までの期間を大幅に短縮します。また掲載のたびに日本細胞生物学会会員にはお知らせメール(alert)を送ります。

3.隔月刊として印刷出版してきた冊子体を廃止します。従って、号(issue number)も廃止し、発表論文には巻(volume)とページ数だけを割り当てます。

4.図書館等の法人のため、1年間に発表された論文を綴じた冊子体を年度末に印刷出版します。

 CSF は1999年より J-STAGE によるオンライン公開を実施し、2004年から PubMed リンクアウトも実現して、現在国外からのアクセスが著しく増えています。この認知度をさらに上昇させ、より注目される雑誌への転身を進めていきます。 PubMed 側も、今後はオンライン発表が正式出版という形で対応します。文部科学省も、来年度より電子ジャーナルを学術データベースとして科研費による助成の対象とすることを決めました。この大きな流れのモデルケースとなるよう、さらに努力を進めていきます。

 J-STAGE 2 の運用により、すでに PDF と HTML による論文公開が行われており、これは来年度以降も変わりありません。電子顕微鏡写真など高画質を要求する図も、HTML 版に高解像度で掲載可能です。また、近く論文投稿および審査の過程も完全オンライン化される予定です(2005年度中に開始予定)が、それを待たずに既に PDF ファイルによる投稿を受け付けています。投稿希望、予定のおありの方は、CSF 編集室までお気軽にお問い合わせください(csf@nacos.com)。 CSF 編集委員会は、今後さらに次のような改革を進めていく予定です。

1.Associate Editor 制をさらに充実し、より専門性の高い editor が直接論文をハンドリングする。
2.従来の原著論文、レビューに加え、perspective、technical note といったカテゴリーの投稿を積極的に受け付ける。

 これらにつきましても、今後逐次お知らせしていきます。どうぞご期待ください。

 完全電子ジャーナル化により、ページ数、刊行時期の制約から完全に解放されることになります。採択率の低下を恐れず、よりよい論文の掲載を目指していきます。カラー図版の課金、動画の制限も廃止します。生まれ変わる CSF にどうぞよい論文をどんどんご投稿ください。また、この改革についてご質問、ご意見がおありの方は、編集室(csf@nacos.com)まで遠慮なくメールをお寄せください。

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